地域創生の立役者!? 人が集う「無人駅」再生事業に注目。

利用客が少ないから無人となった駅が、今や人が集う時代になっていることをご存知でしょうか。

国土交通省の集計によると、2020年3月時点で全国の5割近くが無人駅となっており、全国各地で無人化が加速。こうした動きがる一方、地方創生の観点では「無人駅」が注目を集め、利活用が活発に行われています。

今回は利活用によって人が集う場所へと生まれ変わった無人駅のプロジェクトをご紹介します。

① 群馬県で「無人駅に宿泊する」非日常体験が可能に!?

 2020年2月、JR上越線・群馬県みなかみ町の土合駅に宿泊施設「DOAI VILLEGE」が誕生。乗降客が少なく、無人駅であった土合駅でグランピング事業をJR東日本とVILLEGE Inc.の連携によりスタートしました。

駅舎の脇には二室の宿泊施設と昨今流行のサウナを備え、非日常感を演出。サウナで暖まって、そのまま雪にだいぶしたり、近くの水上温泉に送迎してくれたりとサービスも充実しています。

また駅舎の中にはカフェと居酒屋も備え、観光客だけでなく、地域住民も足を運び、地域の交流拠点になるなど駅の特性や効果を最大限に活用した事業となっています。

新型コロナウイルスの影響でキャンプやグランピングが三密を避けながら楽しめる観光として注目が集まっている中で、このような駅を活用した地域活性化は実際に訪問してみる価値があると思います。

せっかく旅行するなら、地域への理解も深められるような宿泊施設に行ってみるのも新たな観光の楽しみではないでしょうか。

② 地域の人が集まりたくなる場所へ「上米内駅」リニューアルオープン!

 2020年4月29日にリニューアルオープンをしたJR 山田線上米内駅は、漆工房と飲料の提供、産直やイベントの出来る場所、地域を元気にする賑わう拠点として、地域の方々に愛される場所。

無人駅であった上米内駅を、駅利用者以外の方も気軽に利用できるように落ち着いた雰囲気のカフェスペースにリニューアルしました。

駅務室だった部屋は県内外の漆職人が制作した漆器を展示販売、新設の工房では塗師が漆塗りを披露し、作業風景が見学できるようになっており、地域の魅力を、この無人駅から発信しています!
現在は地域住民も地域外の人も楽しめる場所として、活用されています。

③ 無人駅(帯織駅)を利用した「ものづくりHUBシステム」とは??

 2020年10月1日にオープンした、ものづくりの交流拠点「EkiLab 帯織」は、ものづくりの高い技術力を持った企業が、多く集まる燕三条地域の魅力を発信し、地元の職人さんや企業と繋がる機会を創出する場所。

”ものづくりのアイデアを形にできる場所”として、ものづくりの相談窓口の役割も果たしてくれます!

エキラボ施設内には、コワーキングスペースやコミュニティスペース、工作スペース、設計スペースなどなど、充実した作業スペースがしっかり設けられているのもポイント。

また、月額会員制のEkiLab会員になれば基本設備に加えて、デザイン・設計ソフトのオンラインセミナーやワークショップの受講もできちゃうんです。ものづくりを通して、職人や地域のさまざまな方と繋がる拠点に無人駅が大変身しています!!

まとめ

 今回は、無人駅を活用した事例についてご紹介しました!生まれ変わった無人駅は、地域の魅力発信や、地域の方々が集う交流の場として様々な役割を果たしてくれています!日本全国の駅の約半数が、無人駅になっている今、こうした無人駅を活用して、新たな人の流れを生み出していくことが出来れば地域も盛り上がっていくのではないでしょうか!地域の特色を生かした新しい活用事例が出てくるのが楽しみですね!

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