レンタルスペース運営のデメリットを把握してトラブルを予防しよう


空き物件をレンタルスペースとして運営することで有効活用したいという人は多いかと思います。しかし全ての物件がレンタルスペースに向いているというわけではありません。
さらにレンタルスペース運営に向いていない人というのも存在します。レンタルスペースビジネスを始める前に、自分自身や物件がレンタルスペースに向いているかどうかを確認しましょう。
立地によっては集客ができない
レンタルスペース運営では立地がかなり重要になってきます。駅近など立地が良ければ集客ができますが、駅から遠いなど立地が悪い場合はなかなか集客ができません。レンタルスペースとして理想的なのは複数の路線が入っている駅の近くです。
ほとんどの利用者はレンタルスペースを選ぶ際に立地を重視します。
「空き物件を有効活用したい」という場合でも、その物件が駅から遠いなどの不便な土地にある場合はあまり集客が見込めません。
どうしても立地の悪い空き物件を有効活用したい場合は、その物件にしかない良さをアピールするようにしましょう。
「和風の雰囲気が楽しめる」
「設備が他のレンタルスペースよりも充実している」
といった魅力をアピールすることで立地の悪さをカバーできることがあります。
収入が非常に不安定
利用者がいる場合は収益が得られますが、利用者がいなければ収益は0というのがレンタルスペースビジネスです。そのため利用者の数によって収入が左右します。収入が非常に不安定なのはレンタルスペースの特徴の1つとも言えるでしょう。
そのため収入が不安定であることに強い不安を覚える人にはレンタルスペース運営は向いていません。
レンタルスペース運営では初期投資額を回収するのに1年以上かかることもあります。つまり始めてから1年間は収益がマイナスということです。
リアルビジネスではこうしたことは珍しくありませんが、初期投資を回収するまでに一定期間を要することに耐えられない人にもレンタルスペース運営は向いていないと言えます。
まとめ
レンタルスペース運営は比較的簡単に始められるビジネスではありますが、向いていない物件や人は存在します。自分自身や物件がレンタルスペースに向いているのかどうかを確認した上でビジネスを始めるようにしましょう。